PHANTOM PROJECTは日本酒のプロデューサーでもある山本将守の「愛知県」の未来の日本酒醸造技術への危機感から生まれた企みです。 固定の醸造所を持たず、蔵の方針や売れ筋に絞られない「ファントムブリュワリー(匿名醸造家集団)の概念で日本酒を醸す」というアイデアからこのプロジェクトは生まれました。 |
日本酒はここ10〜20年ほどでイメージが変わり、世界に認められたと自画自賛してきました。それが研鑽、進歩という歩みを止めてしまったと私たちは考えています。現状を突破するための試金石、捨て駒になってもよいという強い覚悟を持ちプロジェクトに臨んでいます。 日本酒は思うがままの味をつくることができる“科学”の側面と、連綿と受け継がれてきた“歴史”という二面性を持っています。 私たちはその二面性を統合するため一旦、酒蔵というフレームを解体し、リビルド(再構築)することが必要であると考え、まず行動を起こしました。 |
蔵人たちも最初は、慣れない環境や常識外の計画に面食らう者、そんなことができるのかと訝しがる者、様々な反応でした。長い時間をかけ、互いの人となりを理解することから酒造りをはじめました。 常識が存在しないこと、カオスから生まれる偶然を楽しむこと、それがファントムに関わる蔵人たちのモットーとなりました。 蔵の名前を明かさないことで、あなたも、私も、蔵人も、思い込みの色眼鏡を外して、まずは挑戦・体験することで想いを共感する。そんな意味での共犯者を生み出したいのです。 |
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